鴻池組の企業情報
2014年07月25日
鴻池組は、土木・環境に強みを持ち、特に土壌浄化を得意としている関西発祥のゼネコンです。
土木・環境分野では、複合地盤での長距離施工を可能とした技術「K-1推進工法」や耐震性の強い杭を低コスト・無排土施工で打ち込むことのできる「つばさ杭工法」などを開発しています。
また、現在は鳳ホールディングス株式会社の子会社となっています。
鴻池組は準大手ゼネコンに分類される会社のひとつです。
鴻池組の売上データ
売上高推移
※2008年度のデータは公表値なし。
2012年度の売上高は2,076億円で、前年度比5.9%増となりました。
営業利益は31億円で前年度比0.7%減、経常利益は23億円で4.9%減となりました。
参考までに、鴻池組と同じく準大手ゼネコンである熊谷組の売上高は2,575億円で、前年度比7.1%増。安藤ハザマの売上高は1,693億円で前年度比5.6%増という結果になりました。
鴻池組は今後、「国の内外を問わず、人権を尊重し、全ての法律、国際ルールおよびその精神を遵守するとともに社会的良識を持って行動する」という企業行動指針10原則を基に事業展開を図る方針です。
売上の内訳(単位:億円)
2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | |
---|---|---|---|---|---|
建築工事 | - | 1,388 | 1,200 | 1,248 | 1,259 |
土木工事 | - | 516 | 437 | 524 | 617 |
合計 | - | 1,904 | 1,638 | 1,773 | 1,876 |
建築工事
- 2012年度
- 1,259億円
- 2011年度
- 1,248億円
- 2010年度
- 1,200億円
- 2009年度
- 1,388億円
- 2008年度
- -
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土木工事
- 2012年度
- 617億円
- 2011年度
- 524億円
- 2010年度
- 437億円
- 2009年度
- 516億円
- 2008年度
- -
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合計
- 2012年度
- 1,876億円
- 2011年度
- 1,773億円
- 2010年度
- 1,638億円
- 2009年度
- 1,904億円
- 2008年度
- -
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(備考:単体)
※2008年度のデータは公表値なし。
2012年度の売上高(単体)は、建築工事が前年度比0.9%増、土木工事が17.7%増となりました。
鴻池組の研究開発費比率
鴻池組
2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 |
---|---|---|---|---|
公表値なし | 公表値なし | 公表値なし | 公表値なし | 公表値なし |
- 2012年度
- 公表値なし
- 2011年度
- 公表値なし
- 2010年度
- 公表値なし
- 2009年度
- 公表値なし
- 2008年度
- 公表値なし
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【参考】準大手ゼネコンの平均研究開発費率
2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 |
---|---|---|---|---|
0.34% | 0.38% | 0.37% | 0.32% | 0.32% |
- 2012年度
- 0.32%
- 2011年度
- 0.32%
- 2010年度
- 0.37%
- 2009年度
- 0.38%
- 2008年度
- 0.34%
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※上記の表は、研究開発費率を公表している準大手ゼネコン10社の平均値です。
鴻池組の主な研究開発成果としては下記が挙げられます。
「水環境再生技術」の適用を拡大
底泥処理・水質浄化・水辺回復を始めとした技術を駆使し、湖や沼の再生に取り組んでいる。現在までに福岡県の太宰府天満宮心字池や愛知県の堀川、兵庫県の昆陽池など6箇所の再生を行った。
「石炭灰リサイクルによる緑化技術」の開発成功
石炭灰などの産業副産物を主原料とした人口緑化土壌を開発。この技術を用いることにより、健全で良質な緑化を石炭灰の有効利用と施工方法の合理化により低コストで実現できる。
「廃棄汚泥低減 ソイルセメント高流動化技術」の開発成功
従来のソイルセメント造成工事では、セメントミルクの注入量に応じて発生する建設廃棄物の処理・処分が問題となっていた。そこで、鴻池組はセメントミルクの注入量を低減しても強度に変化のないセメントを造成できる技術「廃棄汚泥低減 ソイルセメント高流動化技術」を開発した。
その他にも、「マグネシウム系固化材を用いた固化・不溶化工法」「合理化施工のための鉄道高架橋 ラダー高架システム」「小型道路高架橋の急速・省スペース施工」「高水圧対応土圧式シールド CPS工法」など、多くの研究開発実績を残しています。
鴻池組の経審情報
業種 | 総合評定値(P) | 業種 | 総合評定値(P) |
---|---|---|---|
土木一式 | 1610 | しゆんせつ | 883 |
プレストレストコンクリート | 1207 | 板金 | - |
建築一式 | 1722 | ガラス | - |
大工 | 915 | 塗装 | 922 |
左官 | - | 防水 | 944 |
とび・土工・コンクリート | 1351 | 内装仕上 | 1007 |
法面処理 | 1127 | 機械器具設置 | 885 |
石 | 853 | 熱絶縁 | - |
屋根 | 947 | 電気通信 | - |
電気 | 1124 | 造園 | 946 |
管 | 1082 | さく井 | - |
タイル・れんが・ブロック | 918 | 建具 | - |
鋼構造物 | 855 | 水道施設 | 1091 |
鋼橋上部 | 834 | 消防施設 | - |
鉄筋 | - | 清掃施設 | 819 |
ほ装 | 900 | その他 | - |
業種
総合評定値(P)
- 土木一式
- 1610
- プレストレストコンクリート
- 1207
- 建築一式
- 1722
- 大工
- 915
- 左官
- -
- とび・土工・コンクリート
- 1351
- 法面処理
- 1127
- 石
- 853
- 屋根
- 947
- 電気
- 1124
- 管
- 1082
- タイル・れんが・ブロック
- 918
- 鋼構造物
- 855
- 鋼橋上部
- 834
- 鉄筋
- -
- ほ装
- 900
- しゆんせつ
- 883
- 板金
- -
- ガラス
- -
- 塗装
- 922
- 防水
- 944
- 内装仕上
- 1007
- 機械器具設置
- 885
- 熱絶縁
- -
- 電気通信
- -
- 造園
- 946
- さく井
- -
- 建具
- -
- 水道施設
- 1091
- 消防施設
- -
- 清掃施設
- 819
- その他
- -
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審査基準日 平成24年9月30日
鴻池組の基本情報
社名 | 株式会社鴻池組(KONOIKE CONSTRUCTION CO., LTD.) |
---|---|
本社 | 大阪市中央区北久宝寺町3-6-1(本町南ガーデンシティ) |
創業 | 1871年(明治4年) |
設立 | 1918年(大正7年)6月 |
資本金 | 52億5000万円 |
従業員 | 1,515名(2013年9月現在) |
平均年齢 | 43.3歳(2013年9月現在) |
平均勤続年数 | 20.7歳(2013年9月現在) |
事業内容 | 建設工事の企画・測量・設計・監理・請負およびコンサルティングに関する事業 不動産の売買貸借およびその仲介ならびに所有管理に関する事業 骨材および砂利の採取販売に関する事業 建設用資材の製造および販売に関する事業 不動産の鑑定評価に関する事業 これらに関連する一切の事業 |
代表取締役 | 蔦田守弘 |
- 社名
- 株式会社鴻池組(KONOIKE CONSTRUCTION CO., LTD.)
- 本社
- 大阪市中央区北久宝寺町3-6-1(本町南ガーデンシティ)
- 創業
- 1871年(明治4年)
- 設立
- 1918年(大正7年)6月
- 資本金
- 52億5000万円
- 従業員
- 1,515名(2013年9月現在)
- 平均年齢
- 43.3歳(2013年9月現在)
- 平均勤続年数
- 20.7歳(2013年9月現在)
- 事業内容
- 建設工事の企画・測量・設計・監理・請負およびコンサルティングに関する事業
- 代表取締役
- 蔦田守弘
主な工事実績
自然体感展望台 六甲枝垂れ
- 場所
- 兵庫県
- 竣工年月
- 2010年
サントリー九州熊本工場
- 場所
- 熊本県
- 竣工年月
- 2003年
明石城 改修
- 場所
- 兵庫県
- 竣工年月
- 2000年
西淀川区役所
- 場所
- 大阪市
- 竣工年月
- 2005年
大阪スカイタワー
- 場所
- 大阪府
- 竣工年月
- 2004年
その他の施工実績(一例)
- 新大阪阪急ビル
- ノートルダムマリノア
- NFC丸の内ビル
- 三井生命御茶ノ水ビル
- プレジィール桑名工場
- 須磨コーストタワー
- ザ・フォレストレジデンス
- ホテルゼロシティ
- ウインズラジャ舞浜レジャーセンター など