東亜道路工業の企業情報
2015年10月07日
東亜道路工業は日本における道路舗装大手の1社で、独立系の企業です。また、国内の民間企業として初めてアスファルト乳剤を製造・販売したという経緯があり、同製品の販売においても強みを持っています。
道路建設事業と製品販売事業のほか、景観舗装やスポーツ施設の舗装、建設コンサルタント、環境事業、一般土木事業なども手がけています。
東亜道路工業の年収データ
年度別 平均年収の推移
東亜道路工業の平均年収は2011年度に減少しましたが、2012年度には2010年度の水準まで回復し、2013年度には過去5年で最高水準まで増加しました。
年代別 平均年収
東亜道路工業の平均年収は、いずれの年代においても全上場企業の平均を上回っており、年齢を重ねるにつれてその差は大きくなっています。
東亜道路工業の売上データ
売上高推移
2013年度における東亜道路工業の売上高は、前年度比で12.1%増となりました。また、営業利益は68億2,500万円で前年度比54.7%増、経常利益は97億1,100万円で前年度比56.1%増、当期純利益は41億2,100万円で前年度比51.2%増でした。
東亜道路工業は今後、ソリューション営業の強化、積極的な民間受注開拓の推進などにより、引き続き持続可能な企業体質の構築を図る方針です。
売上の内訳(単位:億円)
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | |
---|---|---|---|---|---|
建設事業 | 665 | 561 | 670 | 665 | 731 |
製造販売・環境事業等 | 379 | 351 | 360 | 394 | 457 |
合計 | 1,045 | 912 | 1,031 | 1,059 | 1,188 |
建設事業
- 2013年度
- 731億円
- 2012年度
- 665億円
- 2011年度
- 670億円
- 2010年度
- 561億円
- 2009年度
- 665億円
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製造販売・環境事業等
- 2013年度
- 457億円
- 2012年度
- 394億円
- 2011年度
- 360億円
- 2010年度
- 351億円
- 2009年度
- 379億円
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合計
- 2013年度
- 1,188億円
- 2012年度
- 1,059億円
- 2011年度
- 1,031億円
- 2010年度
- 912億円
- 2009年度
- 1,045億円
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2013年度における東亜道路工業の売上高の内訳は、建設事業が前年度比9.9%増、製造販売・環境事業等が前年度比15.9%増となりました。
東亜道路工業の研究開発成果
2013年度の研究開発費の総額は2億1,900万円で、主な研究開発成果には下記が挙げられます。
高耐久性・高安定性アスファルト混合物「HSアスコン」の用途拡大に向けた取り組み
HSアスコンは、重交通路線や交差点付近に適用することにより長寿命舗装となる。コンテナヤード舗装にも適しており、耐油性も高いためオイル漏れによる舗装の破損を抑制することが可能。2013年度も引き続き、用途拡大に尽力した。
自転車通行帯に用いる舗装材「CSコート」を開発・販売開始
「CSコート」を新たに開発し、販売を開始した。この舗装材で施工した路面では、自動車のライトをドライバーに回帰反射するため、夜間においても自転車通行帯の視認性を確保することができる。
走行中非接触給電舗装の実験を実施
非接触で電気自動車の走行中に給電することができるインフラ整備に向け、日産自動車と共同開発中。電磁波を効率的に車載コイルに給電する舗装構造・材料を開発し、試験舗装を構築して実験を実施した。今後は実道に敷設するための技術向上に取り組む方針。
その他にも、「ポリマー改質アスファルト『バーミバインダーシリーズ』の拡充」「VOC(揮発性有機物質)の少ない溶剤タイプの袋詰め常温混合物『コールド・バーミックス』の販売開始」など、多くの研究開発実績を残しています。
東亜道路工業の経審情報
業種 | 総合評定値(P) | 業種 | 総合評定値(P) |
---|---|---|---|
土木一式 | 1476 | しゆんせつ | 931 |
プレストレストコンクリート | 1285 | 板金 | - |
建築一式 | 1190 | ガラス | - |
大工 | - | 塗装 | 1051 |
左官 | - | 防水 | - |
とび・土工・コンクリート | 1189 | 内装仕上 | - |
法面処理 | 1074 | 機械器具設置 | - |
石 | 931 | 熱絶縁 | - |
屋根 | - | 電気通信 | - |
電気 | - | 造園 | 1344 |
管 | - | さく井 | - |
タイル・れんが・ブロック | - | 建具 | - |
鋼構造物 | 931 | 水道施設 | 1188 |
鋼橋上部 | 931 | 消防施設 | - |
鉄筋 | - | 清掃施設 | - |
ほ装 | 1717 | その他 | - |
- | - | 合計 | - |
業種
総合評定値(P)
- 土木一式
- 1476
- プレストレストコンクリート
- 1285
- 建築一式
- 1190
- 大工
- -
- 左官
- -
- とび・土工・コンクリート
- 1189
- 法面処理
- 1074
- 石
- 931
- 屋根
- -
- 電気
- -
- 管
- -
- タイル・れんが・ブロック
- -
- 鋼構造物
- 931
- 鋼橋上部
- 931
- 鉄筋
- -
- ほ装
- 1717
- しゆんせつ
- 931
- 板金
- -
- ガラス
- -
- 塗装
- 1051
- 防水
- -
- 内装仕上
- -
- 機械器具設置
- -
- 熱絶縁
- -
- 電気通信
- -
- 造園
- 1344
- さく井
- -
- 建具
- -
- 水道施設
- 1188
- 消防施設
- -
- 清掃施設
- -
- その他
- -
- 合計
- -
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審査基準日 平成26年3月31日
東亜道路工業の基本情報
社名 | 東亜道路工業株式会社(TOA ROAD CORPORATION) |
---|---|
本社 | 東京都港区赤坂七丁目8番5号 |
設立 | 1930年(昭和5年)11月28日 |
資本金 | 75億8,418万8,930円 |
従業員 | 947名 |
平均年齢 | 44.8歳(2014年3月31日) |
平均勤続年数 | 20.3年(2014年3月31日) |
事業内容 | 道路建設事業、製品販売事業、景観スポーツ施設、建設コンサルタント、環境事業、土木事業 |
代表取締役社長 | 吉原健一 |
- 社名
- 東亜道路工業株式会社(TOA ROAD CORPORATION)
- 本社
- 東京都港区赤坂七丁目8番5号
- 設立
- 1930年(昭和5年)11月28日
- 資本金
- 75億8,418万8,930円
- 従業員
- 947名
- 平均年齢
- 44.8歳(2014年3月31日)
- 平均勤続年数
- 20.3年(2014年3月31日)
- 事業内容
- 道路建設事業、製品販売事業、景観スポーツ施設、建設コンサルタント、環境事業、土木事業
- 代表取締役社長
- 吉原健一
主な工事実績
主要地方道東京大師横浜環境対策(低騒音)工事
- 竣工年月
- 2010年3月15日
- 場所
- 川崎市川崎区
第二東名高速道路 掛川試験走路舗装工事
- 竣工年月
- 2010年3月9日
- 場所
- 静岡県浜松市北区中瀬~静岡県島田市大代
柳川瀬公園スポーツ施設整備工事
- 竣工年月
- 2011年2月
- 場所
- 愛知県豊田市畝部東町
市道港南台第74号線舗装補修工事
- 竣工年月
- 2008年8月
- 場所
- 横浜市港南区港南台
特定単独街路改工工事(法隆寺参道)
- 竣工年月
- 2005年3月
- 場所
- 奈良県生駒郡斑鳩町
その他の施工実績(一例)
- 安曇野総合公園人工芝張替工事(テニスコート)
- 布勢総合運動公園陸上競技場トラック改修工事
- 名古屋大学(東山)陸上競技場改修その他工事
- 成田空港 平行滑走路等北側延伸部舗装工事 など