大本組の企業情報
2015年06月29日
大本組は、教育施設や病院などの建築事業、空港やダム、道路などの土木事業、防波堤などの海洋土木事業を展開しているゼネコンです。
橋梁基礎や地下構造物を作るための「ニューマチックケーソン工法」を無人で行う技術を開発しました。また、雲仙普賢岳の災害復旧や神津島の災害対策プロジェクトでは、緑化技術が活かされています。
2013年11月に「坂出カントリークラブ」の全株式を譲渡し、連結子会社から除外しました。
大本組の年収データ
年度別 平均年収の推移
大本組の平均年収は2009年度から2011年度まで2年連続で増加しましたが、2012年度、2013年度と2年連続で減少しています。
なお、ゼネコン全体の平均年収は620万円前後であるため、大本組の年収は高めであると言えます。
※上記の比較は2012年度の数値を元にしています。
年代別 平均年収
大本組における年代ごとの年収は、30~40歳の段階では全上場企業の平均を下回っていますが、45歳では平均とほぼ同様の水準で、50歳では平均を大きく上回っています。
大本組の売上データ
売上高推移
2013年度における大本組の売上高は前年度比15.9%増となりました。また、経常利益は16億1百万円で前年度比106.5%増、当期純利益は21億7,800万円で前年度比132.3%増となりました。
大本組は今後、民間建築業の継続的な強化、官公庁工事における総合評価方式での受注競争力の強化、施工体制の強化、コンプライアンスの徹底、安全と品質管理の徹底などに取り組む方針です。
売上の内訳(単位:億円)
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | |
---|---|---|---|---|---|
土木事業 | - | - | - | - | 311 |
建築事業 | - | - | - | - | 665 |
合計 | 775 | 785 | 751 | 677 | 976 |
土木事業
- 2013年度
- 311億円
- 2012年度
- -
- 2011年度
- -
- 2010年度
- -
- 2009年度
- -
すべて表示▼
建築事業
- 2013年度
- 665億円
- 2012年度
- -
- 2011年度
- -
- 2010年度
- -
- 2009年度
- -
すべて表示▼
合計
- 2013年度
- 976億円
- 2012年度
- 677億円
- 2011年度
- 751億円
- 2010年度
- 785億円
- 2009年度
- 775億円
すべて表示▼
備考:単体
※2009~2012年度は項目が異なるため合計のみ記載。
2013年度における各セグメントの売上高は、土木事業が311億1,900万円でセグメント利益が22億9,300万円、建築事業が665億4,500万円でセグメント利益が35億2百万円となりました。
大本組の研究開発費率
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 |
---|---|---|---|---|
0.01% | 0.02% | 0.03% | 公表値なし | 公表値なし |
大本組
- 2013年度
- 公表値なし
- 2012年度
- 公表値なし
- 2011年度
- 0.03%
- 2010年度
- 0.02%
- 2009年度
- 0.01%
すべて表示▼
2011年度における大本組の研究開発費は前年度から0.01%増加しました。
2013年度の研究開発費率は公表されていませんが、研究開発費の総額は1億3,500万円で、主な研究成果には下記が挙げられます。
ビオ・セル・ショット工法の在来種への適用
現在使用している苗は大半が外来種であることから、日本固有の在来種を用いた工法(在来種の選別、施工方法の改善)として確立し、より汎用性の高い工法とするための開発を行っている。開発はグラウンドカバープランツ緑化研究会を中心に行い、有望種(チガヤ)を用いた実証試験後、現在は経過調査と植生調査を実施中。
作業気圧低減方策を開発中
削深度が深くなっても函内気圧を0.69MPa以下に抑えることができれば、100m以上の超大深度施工が可能となる。このため、圧気以外の方法で地下水の流入を抑える方法として止水技術を考案し、止水性能の確認を目的として要素実験を実施した。
地震対策技術の開発成功
独自に開発したスマート制震システムを改良し、外付けフレームと建物の接続用として、新たに「ピン支承型ディスクアンカー」と「プレミアムアンカー」を開発、工事への適用を行っている。
その他にも「超大深度施工技術の開発」「液状化対策工法」「ケーソンの周面摩擦力の予測手法」などの研究実績を残しています。
大本組の経審情報
業種 | 総合評定値(P) | 業種 | 総合評定値(P) |
---|---|---|---|
土木一式 | 1563 | しゆんせつ | 1303 |
プレストレストコンクリート | 1157 | 板金 | - |
建築一式 | 1659 | ガラス | - |
大工 | - | 塗装 | - |
左官 | - | 防水 | - |
とび・土工・コンクリート | 1301 | 内装仕上 | - |
法面処理 | 1084 | 機械器具設置 | - |
石 | - | 熱絶縁 | - |
屋根 | - | 電気通信 | - |
電気 | - | 造園 | 1011 |
管 | - | さく井 | - |
タイル・れんが・ブロック | - | 建具 | - |
鋼構造物 | 1218 | 水道施設 | 1115 |
鋼橋上部 | 1093 | 消防施設 | - |
鉄筋 | - | 清掃施設 | - |
ほ装 | 1045 | その他 | - |
- | - | 合計 | - |
業種
総合評定値(P)
- 土木一式
- 1563
- プレストレストコンクリート
- 1157
- 建築一式
- 1659
- 大工
- -
- 左官
- -
- とび・土工・コンクリート
- 1301
- 法面処理
- 1084
- 石
- -
- 屋根
- -
- 電気
- -
- 管
- -
- タイル・れんが・ブロック
- -
- 鋼構造物
- 1218
- 鋼橋上部
- 1093
- 鉄筋
- -
- ほ装
- 1045
- しゆんせつ
- 1303
- 板金
- -
- ガラス
- -
- 塗装
- -
- 防水
- -
- 内装仕上
- -
- 機械器具設置
- -
- 熱絶縁
- -
- 電気通信
- -
- 造園
- 1011
- さく井
- -
- 建具
- -
- 水道施設
- 1115
- 消防施設
- -
- 清掃施設
- -
- その他
- -
- 合計
- -
すべて表示▼
審査基準日 平成25年3月31日
大本組の基本情報
社名 | 株式会社大本組 |
---|---|
本社 | 岡山県岡山市北区内山下1丁目1番13号 |
創業 | 1907年(明治40年)1月1日 |
設立 | 1937年(昭和12年)12月19日 |
資本金 | 52億96百万円 (2013年3月31日現在) |
従業員 | 784名(2014年年3月31日現在) |
平均年齢 | 45.9歳(2014年3月31日現在) |
平均勤続年数 | 21.5年(2014年3月31日現在) |
事業内容 | 土木事業、建築事業、浚渫事業、埋立事業、不動産開発事業、技術開発事業、土木建築コンサルタント事業 |
代表取締役社長 | 大本万平 |
- 社名
- 株式会社大本組
- 本社
- 岡山県岡山市北区内山下1丁目1番13号
- 創業
- 1907年(明治40年)1月1日
- 設立
- 1937年(昭和12年)12月19日
- 資本金
- 52億96百万円 (2013年3月31日現在)
- 従業員
- 784名(2014年年3月31日現在)
- 平均年齢
- 45.9歳(2014年3月31日現在)
- 平均勤続年数
- 21.5年(2014年3月31日現在)
- 事業内容
- 土木事業、建築事業、浚渫事業、埋立事業、不動産開発事業、技術開発事業、土木建築コンサルタント事業
- 代表取締役社長
- 大本万平
主な工事実績
就実大学薬学部校舎
- 場所
- 岡山県岡山市
香川県済生会病院
- 場所
- 香川県高松市
ベネッセコーポレーション本社
- 場所
- 岡山県岡山市
いぶきの里スキー場
- 場所
- 岡山県新見市
ホテルモントレ銀座本館
- 場所
- 東京都中央区
その他の施工実績(一例)
- 九州保健福祉大学
- 岡山大学総合研究棟
- 国立岡山病院
- やかげ文化センター
- 岡山中央保健所
- 新潟競馬場スタンド(第 I 工区)
- 皆野スポーツ公園
- 金山寺
- りんかい線東京テレポート駅
- 八田原ダム
- ラグナックスアイランド など