国際石油開発帝石の企業情報
2015年11月27日
国際石油開発帝石は、石油や天然ガスの開発およびそれらを行う企業への投融資を行う会社です。2006年に国際石油開発と帝国石油による共同持株会社「国際石油開発帝石ホールディングス」を設立。その後2008年に、両社が合併したため、「国際石油開発帝石ホールディングス」から「国際石油開発帝石」へ名称を改めました。
日本最大のエネルギー開発企業として、2012年から開始された「イクシスLNGプロジェクト」を中核に、世界28カ国を対象とした80のプロジェクトを展開しています。
国際石油開発帝石の年収データ
年度別 平均年収の推移
国際石油開発帝石の平均年収は2009年度から2012年度にかけて3年連続で増加したものの、2013年度に若干減少しています。
年代別 平均年収
国際石油開発帝石の平均年収は、いずれの年代においても全上場企業の平均を大きく上回っており、年齢が上がるにつれてその差は広がっています。
国際石油開発帝石の売上データ
売上高推移
2013年度における国際石油開発帝石の売上高は、前年度比9.7%増となりました。また、経常利益は7,500億円で前年度比4.4%増、当期純利益は1,836億円で前年度比1.1%増となりました。
国際石油開発帝石では今後、石油・天然ガス開発事業における持続的な成長を実現することにより、国際的競争力を有する上流専業企業のトップクラスを目指すと共に、天然ガスを中心とした広範囲な地域への安定したエネルギー供給に貢献し、総合エネルギー企業へと展開させる方針です。
売上の内訳(単位:億円)
2009年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | |
---|---|---|---|---|---|
原油 | - | 5,579 | 7,262 | 7,881 | 8,587 |
天然ガス(LPGを除く) | - | 3,346 | 4,047 | 3,705 | 4,311 |
LPG | - | 215 | 243 | 272 | 242 |
その他 | - | 289 | 314 | 306 | 204 |
合計 | 8,404 | 9,430 | 11,867 | 12,165 | 13,346 |
原油
- 2013年度
- 8,587億円
- 2012年度
- 7,881億円
- 2011年度
- 7,262億円
- 2010年度
- 5,579億円
- 2009年度
- -
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天然ガス(LPGを除く)
- 2013年度
- 4,311億円
- 2012年度
- 3,705億円
- 2011年度
- 4,047億円
- 2010年度
- 3,346億円
- 2009年度
- -
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LPG
- 2013年度
- 242億円
- 2012年度
- 272億円
- 2011年度
- 243億円
- 2010年度
- 215億円
- 2009年度
- -
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その他
- 2013年度
- 204億円
- 2012年度
- 306億円
- 2011年度
- 314億円
- 2010年度
- 289億円
- 2009年度
- -
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合計
- 2013年度
- 13,346億円
- 2012年度
- 12,165億円
- 2011年度
- 11,867億円
- 2010年度
- 9,430億円
- 2009年度
- 8,404億円
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※2009年度は項目が異なるため合計のみ記載しています。
2013年度における国際石油開発帝石の売上高の内訳は、原油が前年度比9.0%増、天然ガス(LPGを除く)が前年度比16.4%増、LPGが11.1%減、その他が前年比33.2%減となりました。
国際石油開発帝石の研究開発成果
2013年度の研究開発費の総額は4千万円で、主な研究成果には下記が挙げられます。
石油・天然ガスの探鉱・開発の技術レベル維持および向上に関する取り組み
・新たな探鉱コンセプトの創出、大水深油ガス田開発、シェールガス・タイトオイル開発や既存油田回収率向上などの技術獲得に向けた取り組みを実施。
・既存油田回収率向上を目指す二酸化炭素圧入や地下常在菌を活用した増進回収技術(EOR)の研究を実施。
持続可能なエネルギー供給システム構築の推進に関する取り組み
・地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の貯蔵技術の研究における貯蔵CO2挙動観測技術の検討。
・電気化学的に水素を供給することにより二酸化炭素をメタンに変換する技術構築への取り組み
・地熱発電および太陽光発電を始めとした新たなエネルギーの研究と事業化への取り組み。
その他にも、「経済産業省が主導する人工光合成化学プロセス技術研究組合への参加」「油ガス田開発にともなう環境対策および各種化学分析の高精度化」「二酸化炭素をエネルギー源として再利用する持続型炭素循環システムの研究」「太陽エネルギーを利用して光触媒の水分解による水素の精製」などの研究開発実績を残しています。
国際石油開発帝石の基本情報
社名 | 国際石油開発帝石株式会社(INPEX CORPORATION) |
---|---|
本社 | 東京都港区赤坂五丁目3番1号 |
設立 | 2006年(平成18)年4月3日 |
資本金 | 2,908億983万5,000円 |
従業員 | 1,482名(連結:2,874名)(2014年3月31日) |
平均年齢 | 39.6歳(2014年3月31日) |
平均勤続年数 | 15.2年(2014年3月31日) |
事業内容 | 石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、 販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資 |
代表取締役社長 | 北村俊昭 |
- 社名
- 国際石油開発帝石株式会社(INPEX CORPORATION)
- 本社
- 東京都港区赤坂五丁目3番1号
- 設立
- 2006年(平成18)年4月3日
- 資本金
- 2,908億983万5,000円
- 従業員
- 1,482名(連結:2,874名)(2014年3月31日)
- 平均年齢
- 39.6歳(2014年3月31日)
- 平均勤続年数
- 15.2年(2014年3月31日)
- 事業内容
- 石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、 販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資
- 代表取締役社長
- 北村俊昭