道路設計橋梁補修などを担当している若手設計技術者の方のなかには、

「技術士資格を目指したいが、今の会社では必要な経験がつめない」
「仕事が忙しくて勉強時間がとれない」

という方もいるかもしれません。

実は今、売上トップクラスの建設コンサルタントの多くが、30代前後の設計経験者を採用し、社員の技術士資格の取得に積極的な姿勢を見せています。

入札方法の変化によって、有資格者の数の重要性が増していることを背景に、大手建設コンサルタント各社は新卒社員の育成を行う一方で、即戦力として実務を任せることができ、近い将来、技術士の資格取得を見込める若い設計経験者に期待を寄せているのです。

大手建設コンサルタントに転職するメリット

大きな案件で上流の仕事ができる
大手建設コンサルタントが扱う案件は、「強靭な国づくり」「豊かな街づくり」など、国土計画に直結するような大きなものも多くあります。その調査・設計段階に関わることができるのは、大手コンサルタント会社で働く大きな魅力といえます。

技術士試験の合格率が高まる
大手コンサルタントのなかには、

・毎週1回2時間程度、社内で論文対策の勉強会を開催
・社内技術士から、試験対策講義を受けられる

など、独自の資格支援制度を設けているところがあります。
仕事をしながら、社内で試験対策が受けられるのは大きな魅力です。

技術士試験にはトレンドがあり、最近では「防災・減災」や「アセットマネジメント」などがキーワードとして挙げられます。
大手建設コンサルタントで働くと、このようなトレンドに直結した実務経験を積むことができるため、論文試験で強みとなり、結果的に試験の合格率も高くなるのです。

年収が高い
大手建設コンサルタントの技術士の場合、30代後半で年収750万円40歳以上で1,000万円を超える方も稀ではありません。
実際、中堅規模の企業から大手コンサルタントに転職した方(37歳・橋梁設計)で200万円近く年収が上がったケースもありました。

今なら、設計の実務経験があれば、技術士資格が無くても大手建設コンサルタントに転職することが可能です。

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