ガスプラントの求人が増加しています原子力発電所の相次ぐ運転停止による火力発電の需要増加や、米国の制裁措置によってイラン産原油の禁輸が進む見通しなどにより、液化天然ガス(LNG)の需要が増大しています。
国内では2015年頃までLNG受入基地の建設が進められる予定で、基地建設後も内陸部のサテライト基地建設、各工場・施設へのパイプライン敷設といった建設工事が控えています。また、既存の基地の設備更新・点検作業も定期的に行われますので、LNG関連の工事は全国で継続的に行われる見込みです。
そのため、最近ではガス関連の求人が増加傾向にあります。

例えば、各大手ガス会社の傘下では、LNG関連のプラント設計、施工管理や地域冷暖房センター、コージェネレーション設備、非常用自家発電機などに携わる設計・施工管理、運転オペレーター、メンテナンスなどの募集を積極的に行っています。1級管工事施工管理技士や1級土木施工管理技士、特級・1級ボイラー技士や電験3種の資格、ガスエンジン、ガスタービンなどの経験があれば、ガスプラントに関わった経験が無い方でも応募可能な場合が多いのが特徴です。大手企業のグループ会社ですので経営も安定しており、資格を活かして腰を据えて働きたい方にはおすすめです。

「自分の資格や経験で応募できるか知りたい」「気になる企業で募集が出ているか知りたい」といった方は、お気軽にご相談下さい。ご質問にお答えするほか、求人のご紹介、転職活動のアドバイスなども無料で行っております。
(設備プラント業界担当コンサルタント 佐々木 啓允)