建設業界の転職支援
ジーニアス株式会社は8月2日、建設業界出身のシニア世代を対象とした転職支援サービスを開始した。ジーニアスは昨年から一級建築士事務所に登録しており、建築部門での専門性を活かしたアウトソーシング事業を行っている。
2020年東京五輪に向けて人材不足が課題となっている建設業界にて、シニア世代の長年の経験と専門知識を眠らせることなく活用することを目的として、今回サービスをスタートした。
経験豊富なシニア層を活用
転職支援サービスに登録すると、専属のキャリアコンサルタントがこれまでの経歴などについて面談を行い、経験やスキルに応じたプロジェクトが紹介される。条件が整えばジーニアスの契約企業で業務を開始するという流れになっており、現在は100名超の一級建築士が登録している。
企業側のメリットとしては、なかなか育成することが困難な特定のスキルや経験を持った人材を、「必要な時に、必要な期間、必要な人数を」採用することができるということだ。期間限定で優秀な人材を確保できるということが、一番の魅力である。
若いころに設計から現場管理の経験を積んできており、的確に「工事現場の通訳」や「工事現場のチェック役」を行うことができるシニア人材は企業からからの信頼度も高い。
▼外部リンク
ジーニアス株式会社 ニュースリリース
http://www.genius-japan.com/news/20160802/