燃料転換を実施
大建工業株式会社は7月28日、岡山工場において省エネルギーや温室効果ガス排出量削減など環境負荷低減を目的とした、木質バイオマスボイラーの増設工事が完了し、稼働したと発表した。
これまで使用していたLNGボイラーから木質バイオマスボイラーに切り換えることによって、今後は温室効果ガスの排出量を年間8,000トン削減すると予測されている。
木質バイオマスボイラーの増設工事が完了
大建工業は建設廃材などの再生資源や、火山灰などの未利用資源を有効活用した製品の提供。そして製品を生産する過程での環境負荷低減の両立を目指した事業活動に取り組んでいる。
最大規模となる岡山工場においては、乾燥工程の熱源用蒸気を発生させているボイラーのエネルギー消費量が多いため、これまで温室効果ガスの排出量削減を図るため燃料転換を行ってきた。
今回、LNGボイラーを木質バイオマスボイラーに切り替えることによって、工場内の蒸気による乾燥工程に供するエネルギー源をすべて再生可能エネルギーへ転換することが可能となる。
これによって温室効果ガスの排出量を、年間8,000トン削減することが見込まれており、トータルで年間約40,000トンの温室効果ガスの排出量を削減することができる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大建工業株式会社 ニュースリリース
http://www.daiken.jp/news/newsDetail/799/