各種測量サービスを手掛けるCSS技術開発は7月28日より、i-Constructionに関する相談窓口を開設した。中小企業がi-Constructionを導入する際のハードルに着目したサービスで、現場におけるICT導入を後押しする。
i-Constructionは、ICT(情報通信技術)を建設現場に持ち込むことで生産性向上を図り、その魅力を向上させることを目指した取り組みで、国土交通省が推進している施策の一つ。
CSS技術開発によると、このi-Constructionは建設施工の生産性向上や品質確保、安全性向上など、建設業界の課題を解決するうえで重要性が高いという。
しかしながら、仮に中小企業がi-Constructionの導入を試みた場合、相談を行える土木工事測量の専門家が身近に存在しない、価格が妥当であるのか分からない、といった問題点があった。
こうした現状を踏まえ、CSS技術開発では今回i-Constructionの無料相談窓口を提供する運びとなった。
同社では固定式3Dレーザースキャナーやドローン、MMS(モバイル・マッピング・システム)を用いた測量を手掛けているほか、3D対応の計画モデルやマシンコントロール・マシンガイダンス対応データの作成が可能であり、i-Constructionに対応可能な環境が整っているとのことだ。
相談窓口は同社の東京本社、ならびに札幌・新潟・仙台・大阪・沖縄の各支店に設けられており、対面での相談を希望する場合、事前の申し込みが必要となる。問い合わせは042-373-2100まで。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
CSS技術開発 プレスリリース
http://www.css24.jp/
同社によるプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/