ギャロパー洋上風力発電事業に出資
住友商事は7月29日、英国にてギャロパー洋上風力発電事業に参画すると発表した。
この発電事業はドイツの大手発電事業会社のRWE、Siemens、英国政府が100パーセント出資する再生可能エネルギー専門の金融機関UK Green Investment Bank、オーストラリア大手金融機関Macquarieが共同で実施するもの。総事業費は、約2,000億円。
2015年10月にプロジェクトファイナンスの組成が完了し、現在、建設工事を進めている。完成は2018年のを予定で、完工後約25年間にわたって再生可能でクリーンな電力を供給する。
総発電容量は336メガワット
ギャロパー洋上風力発電事業は、イギリス沖合約27キロメートル、水深約27~36メートルの北海海域に洋上風力発電施設を開発するもの。
Siemens社製発電タービン合計56基を擁し、総発電容量は336メガワット。年間発電量は、約34万世帯分の年間消費電力量に相当する見込みだ。
住友商事はMacquarieと、イギリス洋上風力発電事業会社「Galloper Wind Farm Limited」の株式のうち、12.5パーセントを間接的に取得する契約を結び、ギャロパー洋上風力発電事業に参画する。
(画像はプレスリリースより)
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住友商事株式会社のプレスリリース
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