メラミン化粧板でトップシェア
アイカ工業株式会社は、アイカテック建材とのシナジーによる商品の第2弾として8月1日より「モイス」の発売を開始する。
アイカ工業は有機材料を原材料とした内装用建装材料の分野に強く、メラミン化粧板においては国内でトップシェアとなっている。
「セラール」はヒットした製品であり、メラミン化粧板の意匠性や耐久性、強度を保ちつつも不燃化に成功したことによって、住宅のキッチンパネルや地下街・高層階建物・公共・商業施設、教育施設、医療・介護施設の壁面などで利用されてきた。
サステイナブルな次世代型建材
しかし有機系の技術だけでは、様々な不燃建材のバリエーションを揃えることに限界があった。そのため今後は重要性がさらに高まると考えられている内装用不燃建材を、一層拡充させるためにアイカテック建材株式会社を設立した。
今回はアイカテック建材とのシナジーによる商品第2弾の「モイス」を発売することになった。「モイス」は天然素材のみで造られているため、土に還すことが出来るサステイナブルな次世代型建材だ。
特長としてはけい酸カルシウム板をベースとして、天然鉱物のバーミキュライト、珪藻土を配合した多機能な不燃建材であるということだ。なお、モイスは耐力面材としてのモイスTMと内装材としてのモイスNTに分類される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アイカ工業株式会社 ニュースリリース
http://www.aica.co.jp/news/products/2016/07/post-63