2件目の商業運転を開始
三井物産は、7月22日、南アフリカ共和国(以下、南ア)にて新規に設立したAvon IPP火力発電所の商業運転が、7月20日にスタートしたことを発表した。
同社は、2015年9月30日に商業運転開始済みの出力335MWのDedisa IPP火力発電所の運営にも携わっており、今回の商業運転開始はこれで2件目となった。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、独立系発電事業(IPP)として、南ア南東部のダーバン近郊のクワズール・ナタール州に、出力670MWのディーゼル焚火力発電所を建設、運営するもの。
同社のほか、フランスにて、電気、天然ガス、エネルギー・環境サービスを手掛けるEngie(エンジー社)、および現地企業2社が投資子会社経由で出資している。
なお、新発電所からの電力は、今後15年にわたり、南アの電力公社に供給され、今回の商業運転開始で、同社が手掛ける火力発電所の設備容量は、合計1,005MWとなった。
経済発展に貢献
南アは、現在も電力不足が深刻で、安定的な電力の供給が大きな社会的課題として挙げられている。
同社は、今後も、南アにおける電力事業を積極的に推進し、経済発展にこれからも貢献していきく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三井物産 プレスリリース
http://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2016/