清水建設、国内原発の廃止措置事業で英社と協力関係を構築

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清水建設、国内原発の廃止措置事業で英社と協力関係を構築

2016年07月23日 18:00

国際的な協力関係を構築

清水建設は、7月21日、日本国内における原子力発電所の廃止措置事業について、英国のCavendish Nuclear社と技術協力協定を締結したことを発表した。

Cavendish Nuclear社の概要

Cavendish Nuclear社は、英国有数のエンジニアリング企業グループであるBabcock International Groupの子会社で、50年以上もの間、原子力発電所の除染、解体を手掛けてきた。

現在は、原子力発電施設のライフサイクル全般に関わるサービス事業を展開し、英国内にて原子力発電所の管理・運営、原子力発電所の廃炉及び除染をはじめ、ガス冷却炉、高速増殖炉、研究炉等、多数の原子力発電所の廃止措置マネジメント実施。

また、廃止措置計画や廃棄物の管理、廃止措置作業用遠隔操作機器の設計及び製造などのエンジニアリングにも精通しているという。

今後の展開

清水建設は、国内初の商業炉である日本原子力発電東海発電所や研究炉の廃炉に、約40年間携わってきた実績があり、長きにわたって原子力発電所の設計、建設、保守業務も手掛けてきた。

今後同社は、両社が保有する廃炉関連技術をオープンにし、情報交換を行いながら、国内原子力発電所の廃止措置事業への参画を目指すとともに、廃止措置を計画している電力会社を、検討段階から廃炉完了までサポートしていく方針だ。

▼外部リンク

 

清水建設 プレスリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2016/

Cavendish Nuclear社 ホームページ
http://www.cavendishnuclear.com/

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