洋上風力発電設備を受注
三菱重工業とヴェスタス社の洋上風力発電設備合弁会社であるMHI Vestas Offshore Wind A／S（MHIヴェスタス）は、スウェーデンの国営である総合エネルギー会社バッテンフォール社より、世界最大出力の洋上風力発電設備V164-8.0MWを49基受注したと発表した。
ホーンズリーフ3洋上風力発電プロジェクトは、デンマークの北海洋上で進められているものだ。発電を行うことによって、40万世帯以上に再生可能エネルギー由来の電力を届け、CO2排出抑制をはじめ環境負荷低減も行っていく。
5年間の保守サービスも含まれる
なお今回の受注としては、5年間の保守サービスも含まれている。V164-8.0MWの定格出力は8,000kWなのだが、パワーモードを使うことによって最大8,300kWの発電が可能で、より安価な洋上風力発電となる。
MHIヴェスタスはこれまで、英国のサネットプロジェクトとデンマークのホーンズリーフ1プロジェクトでも、洋上発電設備を納入している。
今回、V164-8.0MWを納入することによって、バッテンフォール社がホーンズリーフ3プロジェクトのテーマとしている洋上風力発電コストを下げていく。
この受注はバッテンフォール社がデンマークで計画している出力40万6,000kW級のホーンズリーフ3洋上風力発電プロジェクト向けとなっており、据付開始は2018年の予定だ。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
三菱重工業株式会社 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/160708.html