完璧な施工にて終了
POSCO E&Cは、7月4日、ポーランドの都市クラクフにて、同国最大の「廃棄物発電所」の建設を、欧州の厳しい基準に従いながら、無事故で完工し、所有者であるKrakow Communal Holdingに引き渡したことを発表した。
廃棄物発電所の概要
新建設された廃棄物発電所は、日常的な廃棄物を処理する焼却施設であり、環境保護の責任を負う最先端の施設と位置付けられている。
処理能力は、家庭ごみ年間22万トン。また、焼却熱を利用することにより、11MWhの電力を生産するうえ、35MWhの地域暖房を供給する。
また、廃棄物焼却灰は、ふるい分け工程を通じ、道路建設の材料として、再利用される予定だ。
東欧の環境市場に参入
Association of Polish Architects(ポーランド建築家協会)は、この廃棄物発電所について、2015年に完成した建物の中で、最高のデザインであると評価し、SARP Award of the Yearを授与した。
また、同国市民も、2016年の全ての優れた公共投資事業のトップ10として、高く評価をしているという。
同社は、今回のクラクフにおける廃棄物発電所の建設が成功したことで、今後、さらに同国と東欧の環境市場における事業拡大を目指す考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
POSCO E&C プレスリリース
http://www.poscoenc.com/eng/pr/