株式会社フレクトは22日、同社が手掛けるコネクテッド・カー・アプリケーション「Cariot」において、建設・物流業での利用を想定したデバイスおよび機能の強化を実施した。
「Cariot」は、車両とインターネット・クラウドとの間を結び、位置情報や速度、燃費など多岐にわたるデータを取得・可視化することができるアプリケーション。利用に当たっては、国際規格のOBD-II(On Board Diagnosis second generation)に準じたデバイスを車両に差し込むことが必要だ。
一方、現場で活用される商用車にはOBD-IIに対応したインターフェースがないケースも数多くみられる。そこでフレクトでは今回、シガーソケットで利用可能なデバイスを新たに追加。「Cariot」を利用可能な車両の幅を広げることに成功した。
また主に建設・物流の現場における利用を踏まえ、車両の目的地への到着時間を予測し、通知することができる「到着予測機能」、車両の稼働時間・日数を把握し、車両の最適配置に貢献する「稼働率レポート機能」も新たに追加された。
フレクトによると、営業車両管理やバスの運行管理を中心に利用が始まった「Cariot」は、昨今建設現場や物流業務における利用例も増加。
車両の到着タイミングや走行ルートなどの位置情報がリアルタイムで把握できるため、積み込み・積み下ろしにかかるロスタイムの削減、トラックのルート管理などに有効活用されているという。
同社では今後も「Cariot」の導入と活用シーンの拡大を推進し、より多くの顧客へ貢献していきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社フレクトによるプレスリリース
http://www.flect.co.jp/blog/information/475/