国産3Dソフトの開発・販売を行う株式会社Shade3Dは17日、同社の3D作成ソフト「Shade3D」をアップデートし、「Shade3D ver.16」として7月14日(木)より販売を開始すると発表した。

今回のアップデートでは、建築業・製造業向けに新機能を搭載。また一般社団法人コンピュータ教育振興協会の「Space Designer検定試験」にも対応する仕様となっている。
「Shade3D」は、3DCGから3Dプリントまで幅広い3D制作に対応可能な、統合型3D作成ソフト。自由度の高いポリゴンモデリング機能や緻密なモデリング、高いレンダリング品質などが持ち味だ。同ソフトは発表時点で19万人のアクティブユーザーを抱えており、建築をはじめインテリア、広告イラストなど数多くの現場で活用されている。
「Shade3D ver.16」では、ソフトを従来以上に幅広い業務分野で活用できるよう、いくつかの機能が新たに追加された。その一つが、図面上で形状の切断面を表示する「切断面表示機能」。ワイヤーフレームやシェーディング表示で切断面を確認したり、形状の切断や切断面を抽出したりすることが可能となっている。
またカメラワーク機能の強化によって実現した「ウォークスルーアシスタント機能」では、シーン内の移動アニメーションをワンクリックのマウス操作のみで作成することができ、プレゼンテーションなどで威力を発揮。加えて、図面上の二点間の距離や角度を計測することでより正確なモデリングが可能となる「メジャーツール機能」も新たに搭載された。
これら新機能を備えた「Shade3D ver.16」は税込10,584円の「Shade3D Basic ver.16」を筆頭に、ガイドブック付きやアカデミック版など複数のグレードを用意。また、機能制限のない「Shade3D Professional ver.16」(税込86,400円、アカデミック版は税込43,200円)もあわせて提供される。
株式会社Shade3Dでは現在、「Shade3D ver.16」の予約を受け付け中。また今月16日以降に旧製品の「Shade3D ver.15」を購入した顧客に対しては「Shade3D ver.16」への無償アップデートを提供する見通しで、現在同社トップページにて案内を行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社Shade3Dのプレスリリース(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000133801/
Shade3D 製品ページ
http://www.shade3d16.jp/
株式会社Shade3D
https://shade3d.jp/