juwi自然電力株式会社は5月31日、建設工事を受託した岩手県九戸郡洋野町の「洋野太陽光発電所」を5月に完工。X-Elio Japan株式会社による完工式が開催されたと発表した。
juwi自然電力は自然電力株式会社と、ドイツに本社を置く世界的な自然エネルギーの開発・EPC企業であるjuwi株式会社による合弁会社として、2013年に設立された。
洋野太陽光発電所は、旧岩手洋野ゴルフクラブの敷地を利用し建設された。年間発電量は約20,800メガワット時を見込んでおり、一般家庭約5,800世帯の年間使用電力量に相当する。
発電した電力については、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し東北電力へ売電されることになっている。
この大規模プロジェクトはエクセリオジャパンが開発し、juwi自然電力がEPC(設計・調達・建設)を担当。発電所のパネル出力は約25メガワットであり、juwi自然電力がこれまで手掛けたEPCプロジェクトの中で最大規模となる。
工法の特徴としては敷地内において、地盤に合わせ2種類の異なる杭を使用した架台を設置しているということだ。そのうえゴルフ場跡地にある排水設備を活用することによって、発電所が稼動した後も周辺に影響が出ないよう配慮した設計・施工だ。
なお発電所のO&M(運営・保守)については、juwi自然電力オペレーション株式会社が担当することになっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
juwi自然電力株式会社
http://www.juwi-shizenenergy.com/homepage.html
プレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000008436