株式会社MetaMoJiは6月2日より、同社のデジタル野帳「eYACHO」をバージョンアップした法人向け製品「eYACHO for Business」の提供を開始した。販売価格は5ライセンスあたり年間100,000円から。
MetaMoJiでは、ノートのページ上に表計算やチェックボックス等を配置、操作性を確保しつつ現場で定型業務を完結できる「GEMBAアプリ」上で動作する業務ソリューションとして、「eYACHO」を大手ゼネコンの大林組と共同開発。昨年8月より製品版の提供を開始していた。
今回「eYACHO for Business」へのバージョンアップに伴い、作成したノートや報告書をチームですぐさま共有できる「共有ドライブ」や、ノートから現場のスケジュールにアクセスできる「カレンダーユニット」などが新機能として登場。
さらに現場ごとの定型フォームを容易に作成できる「フォームデザイン」や、カスタマイズしたテンプレートなどをチームで共有できる「コンテンツ配信」といった機能も追加され、特定の用途に合わせて機能をまとめたツールボックスもあらたに設けられた。
また、あたかも紙とペンを使っているかのような操作性を実現した「ノート編集機能」、ページに日付が自動で付加され、簡単に検索できる「日付管理機能」など、「eYACHO」の主な機能は引き続き搭載。
必要な部分をあとから探すのが大変、共有などにはパソコンでデータの再入力が必要、といった紙の野帳の欠点を克服した「eYACHO」の利点はそのままに、活用可能なシーンの幅がさらに広がった。
なおMetaMoJiでは「eYACHO for Business」の提供開始と合わせ、6月22日から24日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展。会場にて「eYACHO」ソリューションの展示を行う予定となっている。
▼外部リンク
株式会社MetaMoJi プレスリリース
http://metamoji.com/jp/?p=5354
デジタル野帳アプリ eYACHO
http://product.metamoji.com/gemba/eyacho/