高性能な新シリーズが登場
トプコンは、5月31日、モータードライブ機構を搭載するロボティックトータルステーションとして、世界最速・最小・最軽量の次世代型トータルステーションGTシリーズを発売することを発表した。
GTシリーズの概要
GTシリーズは、精密光学メーカーの技術を凝縮した、最先端のトータルステーションで、3次元データの取得(測量)、3次元データの復元(杭設置)を、飛躍的に効率化させる製品。
具体的には、超音波モーターとダイレクトドライブ機構の採用により、世界最速の秒速180度という旋回スピードに成功。また、基本設計からすべてを見直し、光学系も一新したことで、世界最小の超コンパクトボディ、世界最軽量の5.7キログラム、クラス最高の耐環境性能と高精度を実現した。
さらに、世界で初めてSIMカードスロットを搭載。また、無線LANなど、ネットワークデバイスを搭載したことにより、IOTにも対応可能である。
「i-Construction」の作業効率化を実現
国土交通省は、「i-Construction」を推進中。建設現場の生産性向上を達成するには、測量・土木建設分野において、3次元データへの対処が不可欠だ。
トプコンは、今回、自動視準タイプ、自動追尾タイプ、計5機種をラインアップ。自動視準タイプを購入後、自動追尾タイプへのアップグレードも可能で、国内標準価格は、270万円から。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
トプコン プレスリリース
http://www.topcon.co.jp/news/20160531-21883.html