北海道にて新たな風力発電事業をスタート
電源開発(以下、Jパワー)は、5月20日、北拓と共同出資する事業会社を通じて、「せたな大里ウインドファーム」の建設工事を開始したことを発表した。
なお、事業会社名は、「ジェイウインドせたな」。Jパワーが90%、北拓が10%をそれぞれ出資し、東京都中央区内に設立した。
「せたな大里ウインドファーム」の概要
新発電所は、Jパワーグループにとって、せたな町では瀬棚臨海風力発電所に次いで2地点目、北海道内では6地点目の風力発電所となるものだ。
具体的には、シーメンス社製の、定格出力3,200kWを有する大型風力発電機を、北海道久遠郡せたな町瀬棚区西大里地区および元浦地区に、16基設置。運転開始時期については、平成30年中の予定である。
国内風力23地点目に
今回の「せたな大里ウインドファーム」建設工事開始により、Jパワーが国内で手掛ける風力発電事業は、23地点(運転中20地点、建設中3地点)、総出力は49万4,960kW(運転中40万9,360kW、建設中8万5,600kW)にのぼることになった。
これから同社は、約2年後の営業運転開始を目指し、環境保全に配慮しながら安全に工事を進めていく方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
電源開発 プレスリリース
http://www.jpower.co.jp/news_release/2016/05/