無閉塞型ポンプとディーゼルエンジンを一体化
ラサ商事株式会社は5月20日、多様な現場で使用することができる自吸式多目的モバイルポンプユニット「BETSY」を5月下旬より発売開始すると発表した。
自吸式多目的モバイルポンプユニット「BETSY」は、ゴミや土砂などを含む雨水・汚水・汚泥などを吸い込んだ場合でも詰まりにくい無閉塞型ポンプとディーゼルエンジンを一体化したものだ。
ゴミや草木などを含んでしまっている汚水や汚泥を吸い込んだとしても、直径が100mmで変形するものであれば多少大きい異物を吸い込んだとしてもポンプが閉塞することはない。
自吸式多目的モバイルポンプユニット「BETSY」
吐出量は1時間当たり約280tとパワフルであり、ディーゼルエンジンと一体化したことによって約100時間(約4日)の連続運転が可能である。
オペレーションも簡略化されているため、もし専門知識がない人が使用する場合でも簡単に仮設・操作することができ、そのうえ自動制御運転も行うことができる。
平常時の使用はもちろんのこと、BCP対策として津波・高潮・河川氾濫・ゲリラ豪雨等による浸水現場や緊急排水、地下貯留ピットに貯まった汚水や雨水の排水。
上下水道等工事現場などでの水替え工事や仮設排水、農業用灌漑用水の汲み上げ、工場・プラント等で停電した際の緊急用途等として幅広く活用することができる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ラサ商事株式会社 ニュースリリース
https://www.rasaco.co.jp/pdf/topics/160520.pdf