東海大学の海外教育機関に導入
京セラは、5月10日、米国現地法人であるKyocera Solar, Inc.(以下、KSI)が、米国ハワイ州カポレイのハワイ東海インターナショナルカレッジに284kWの太陽光発電システムを導入し、3月より稼働開始したことを発表した。
プロジェクトの概要
KSIは今回、京セラ製太陽電池モジュール1,115枚およびSMA製パワーコンディショナ10台を供給。このシステムによる年間発電電力量は約400MWh、年間約304トンのCO2削減を見込み、同カレッジの年間使用電力量の50%以上を賄うことができるとされる。
また、このプロジェクトでは、KSIが米国で展開する電力購入契約(PPA)プログラムを活用。
大学や地方公共団体等が、初期費用なしで太陽光発電を利用できるのが特長で、今回の事業スキームでは、KSIがシステム所有者として太陽光発電システムの供給、運営、維持管理を行い、20年間の契約期間中、同カレッジに売電していく計画である。
将来は全量クリーンエネルギーに
現在、ハワイ州では、2045年までに州で生産される電力の全量を、クリーンエネルギーによって賄うという目標を掲げている。
同社は今後も、国内外で太陽光発電のさらなる可能性を追求し、再生可能エネルギーの普及および環境負荷低減に貢献していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
京セラ プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/101503
京セラ ホームページ
http://www.kyocera.co.jp/index.html