2015年度の建設工事受注額は、14兆2,253億円
国土交通省4月28日、2015年度の「建設工事受注動態統計調査」の結果を公表した。
これによると2015年4月~2016年3月の建設工事受注総額は、前年度0.9%減の14兆2,253億円。5年ぶりの減少となった。
しかし国内建設工事受注総額は、0.6%増の13兆6,780億円で、5年連続で増加している。製造業が16.4%増の、1兆9,505億円。2年連続の増加となった。非製造業は5.9%増の、7兆6,458億円。4年連続の増加となっている。
国内建設工事では民間工事が、7.9%増の9兆5,963億円。5年連続で増加傾向を維持している。
公共機関も5年ぶりに減少へ
一方の公共機関は5年ぶりの減少となり、15.6%減の3兆5,685億円だった。国の機関は14.2%減の、2兆3,536億円。5年ぶりに減少に転じた。地方の機関も18.1%減の1兆2,148億円。3年ぶりの減少となった。
工事種別では、建築が5.1%増の9兆6,510億円。5年連続で増加している。土木は11.6%減の4兆5,744億円で、5年ぶりの減少。
海外工事の受注高は、28.7%減の5,474億円。2年連続で減少している。
(画像は、国土交通省のホームページより)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report.html