天然木化粧床材「コミュニケーションタフ防音」を発売、大建工業

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天然木化粧床材「コミュニケーションタフ防音」を発売、大建工業

2016年05月03日 09:00

コミュニケーションタフ防音

大建工業株式会社は4月21日に、防音性能と耐久性を両立させたホテル向けの天然木化粧床材「コミュニケーションタフ防音」の販売を開始した。

現在は訪日外国人観光客が毎年急増しており、それによって慢性的に宿泊施設が不足するという状況になっている。首都圏においては東京五輪での宿泊需要が今後も増えていると考えられていることから、ホテルの新築や建て替えが活発化し今後も継続すると予測されている。

大建工業は70周年を迎え、長期ビジョン「GP(グロウプラン)25」を策定している。計画の中で「公共・商業建築分野」を最重点市場の一つとしており、製品ラインアップの拡充を進めていく。

防音性能と耐久性を両立

今回新たに開発した「コミュニケーションタフ防音」は、材料に天然木化粧を使用することにより、高級感やくつろぎ感のある空間に対するニーズに応えることが可能だ。そのためラグジュアリホテルなどを中心として、ロビーや客室に使われることを想定している。

特長としては、防音性があるということだ。ホテル等で木質床材を使用する場合には防音性を出すために、床下を二重構造にし「浮き床工法」などの防音対策を行う必要がある。

「コミュニケーションタフ防音」であれば、床材基材の合板に裏溝加工を施しており床材裏面に不織布防音材料を備えている。それによってカーペットとほぼ同じ厚さで防音性能を確保することができる。

また表面材に大建工業独自の技術であるWPC加工を施すことによって土足歩行や、女性のヒールやキャリーバックなどによる傷や凹みに強く耐久性を発揮する。

▼外部リンク

 

大建工業株式会社 ニュースリリース
http://www.daiken.jp/news/newsDetail/776/

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