特注のLED照明器具
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、3月末に開業した大型商業施設「東急プラザ銀座」に、特注で制作したLED照明器具屋内型1,431台、屋外型410台、計1,841台を納入したと発表した。
東急プラザ銀座は日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフとして、「光の器」をコンセプトとした外観が特徴的な商業施設だ。江戸切子は江戸のガラス技術と西洋のカット技術の両方が合わさったものであり、「伝統と革新」を体現している。
銀座の街に合った照明に
今回納入したLED照明によって、日没から翌日午前1時までの外装照明は優しく包み込むようなライティングで演出できるようになっている。またガラスカーテンウォール越しに見えるテナントの光や、街のあかりによって季節感を映し出すことができ、これまでにない表情を出している。
西銀座通り・みゆき通り側は「光の移ろい」をコンセプトとしており、銀座らしい白を中心として点灯した後、アクセントカラーとして5分間、二十四節気や天候に応じたあかりが点くようになっている。
照明器具はパナソニックが特注で制作しており、サッシに内蔵しガラスファサードと一体となるLED器具を開発した。また光の3原色に白色を加えた表現を行うために、演出用映像データを制御することができるプログラムも開発している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 プレスリリース
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/04/