新工法「スーパーウォールデュアル」
株式会社LIXILは、断熱性能推奨水準「HEAT20 G2」をクリアする高性能住宅の新工法「スーパーウォールデュアル」を開発し、「100EX(イーエックス)」を5月より全国で発売開始すると発表した。なお、「100IN(アイエヌ)」については、7月より発売を開始する予定だ。
2020年に省エネ基準が義務化されるということを見越し、住宅の省エネ性能向上が求められている。そのなかでLIXILは業界に先駆けて、高気密・高断熱・高耐震構造のSW工法を開発。高性能住宅の普及促進に取り組んできた。
高い断熱性能を持つ
「スーパーウォールデュアル」は、既存のSW工法(充填断熱)に、硬質ウレタンフォームによる付加断熱を組み合わせた「充填付加断熱」を採用することによって、断熱性能を向上させ高性能住宅を実現することができる新工法だ。
「スーパーウォールデュアル」は住宅のエネルギー削減だけではなく、健康・快適な住まいの実現を目指している。室内環境の質を向上させることができ高性能住宅の基準に初めて取り入れた「HEAT20 G2」をクリアするためには、これまでよりもさらに高い断熱性能など優れた性能値が求められる。
今後は「HEAT20 G2」を全地域で導入されていくように、LIXILの従来品と比較して2倍の断熱性能を実現することができた。それに加えて、建物の耐久性に関わる防露性能についても合わせて性能を上げている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社LIXIL ニュースリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2016/065_method_0427_03.html?