災害時の停電でも、72時間冷暖房の熱源を供給
丸の内熱供給は4月27日、大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」において、冷暖房熱源を供給する「大手町グランキューブサブプラント」を竣工したと発表した。
「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」は、大手町全域のBCD機能にカバーする、「防災拠点機能ビル」の役割を担う高度防災ビル。
「大手町グランキューブサブプラント」は防災機能の一つとして、大地震などによる停電時にも、冷暖房の熱源を72時間供給し、業務継続を可能にする。
大手町内の3つのプラントが相互バックアップで連携
丸の内熱供給は大手町・丸の内・有楽町エリアに冷暖房の熱源を供給するために、三菱地所などエリア内の地権者が中心となって、1973年に設立された。
丸の内熱供給は大手町連鎖型都市再生プロジェクトにおいて、既に「大手町カンファレンスセンターサブプラント」と、「大手町フィナンシャルシティサブプラント」を設置している。
今回完成した「大手町グランキューブサブプラント」を含む、これら3つのプラントは、配管によって相互バックアップができるように設計されており、熱源供給ネットワークがより強固になった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
丸の内熱供給株式会社のプレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm
丸の内熱供給株式会社のホームページ
http://www.marunetu.co.jp/