スタービン・コンバインドサイクル発電
三菱日立パワーシステムズは4月21日、テナスカ社が建設するウエストモアランド発電所向けM501J形ガスタービンと発電機各2基を受注したと発表した。ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備は、ペンシルバニア州のウエストモアランド郡に建設する。
J形ガスタービンは2009年に市場投入して以来、国内外で順調に受注を拡大している。受注累計は50ヘルツ用のM701J形も合わせて43基となっている。
運転の遠隔監視サービスも行う
この施設は天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル発電設備の中核機器となるものであり、長期メンテナンス契約も締結している。なお運転開始は2019年6月の予定だ。
今回のプロジェクトは、三菱日立パワーシステムズの米国拠点であるMHPSA(Mitsubishi Hitachi Power Systems Americas,Inc.)にて受注したものだ。
ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備は、M501 J形ガスタービン、発電機各2基のほかにも蒸気タービン1基、排熱回収ボイラーなどで構成される。
三菱日立パワーシステムズは、中核機器となるガスタービンと発電機各2基を供給。ガスタービンの製作においてはMHPSAのサバンナ工場で行う。
運転開始後については、ガスタービンなどの保守・管理、定期点検用の部品の供給や運転の遠隔監視サービスなどを行っていく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱日立パワーシステムズ ニュースリリース
http://www.mhps.com/news/20160420.html