ミニトマトの量産体制を構築
JFEエンジニアリングは、4月21日、関連会社のJファームが、高糖度ミニトマトの生産を拡大するため、新たに札幌市内にスマートアグリプラントを建設することを発表した。
新プラントの概要
今回新設するプラントは、札幌市の丘珠地区1.6ヘクタールの敷地に12月の完成を目指して建設される。
エネルギー源は、JFEエンジニアリングがJファーム苫小牧プラントで実証を進めてきた独自技術を採用。ベース熱源として、450kWのバイオマスボイラ2台と、ピーク時の熱源として天然ガスを利用する1,160kWのガス焚き温水ボイラ3台を設置し、木質チップを燃焼することで温室に熱とCO2を供給する。
また温室にも、独自の融雪システムを設置し、エネルギーコストを抑制しながら積雪に対応していく計画だ。
スマートアグリプラント事業を推進
Jファームは、2014年8月より、エネルギー利用技術や栽培技術の実証を進めながら、トマトやベビーリーフの生産、出荷を行っており、出荷された農産物は海外でも販売されているという。
JFEエンジニアリンググループは、今後も新しい農業の形成を推進し、最先端の技術を用いたスマートアグリプラント事業に取り組む方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2016/
Jファーム ホームページ
http://jfarm-tomakomai.co.jp/