住宅のIoTを実現
ミサワホーム株式会社は、KDDIと共同開発した戸建て住宅向け被災度判定計ガイネットを、新築の木質系戸建て住宅に加えて、新築の鉄骨系戸建て住宅や、同社の既存戸建て住宅にも適用範囲を拡大した。
建物の基礎に設置した地震・加速度センサーで、地震の初期微動を検知し、リアルタイム震度・被災度を判定する。これをモニターに表示するとともに、インターネットに接続し住宅のIoTを実現する。
主な特長
建物の構造情報と計測した地震波を分析し、変形量から建物及び地盤の被災度を判定。
モニターには、震度や被災度を音と連動させて表示。地震波の初期微動を検知し、主要動が到達する前にアラームを発信し、注意を喚起する。
測定結果はLTEネットワークで、クラウドサーバにアップロード。建物の被災状況を短期間に把握することで、状況に応じた迅速なサポートも可能だ。
機器はバックアップ電池を搭載し、停電時も一定時間動作可能な安心設計。平常時は日時、温度、湿度を表示し、過去に建物が計測した地震発生情報も参照できる。
さらに、スマートフォンやパソコン等から顧客向けサイト専用アプリを使うことで、外出先でも容易に自宅の被災度を確認できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ミサワホーム株式会社 プレスリリース
http://www.misawa.co.jp/