スマートタウンに設置
東邦ガスは、4月19日、愛知県名古屋市港区内で建設を進めていた「みなとアクルス エコ・ステーション」が完成したことを発表した。
「みなとアクルス エコ・ステーション」の概要
このステーションは、天然ガスやエルピーガスのスタンドと同時・同敷地に水素ステーションを新設するという、日本初の事例となる。
天然ガススタンドでは、大型トラックへの充填にも適した大流量に対応。また、エルピーガススタンドでは、地域のタクシーの充填拠点となり、商用水素ステーションでは、市販の燃料電池自動車への充填が可能だ。
水素については、同社初の水素集中製造設備「水素サプライセンター」から供給。都市ガスを原料に水素を製造し、オフサイト方式にてステーションへ水素を搬送するという。
なお、水素ステーションは、4月下旬より運用を開始し、同ステーション全体の本格的な運用開始は、5月上旬を目指す。
水素社会の実現に貢献
同社は、エネルギー関連分野を中心にビジネスを積極展開しており、今回のステーション建設もこのプロジェクトの一環として位置付けられている。
今後も、燃料電池自動車の普及や水素社会の実現を目指し、水素ステーションの整備、運用を推進していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東邦ガス プレスリリース
http://www.tohogas.co.jp/corporate-n/press/