株式会社エー・エス・ディは4月11日、スマートフォン用赤外線カメラFLIR ONEに対応した『目視録』システムの最新版について販売を開始した。
赤外線カメラは断熱に関する欠損や、雨漏りについての調査など住宅性能の非破壊診断を行う際の手段の1つである。今回新たにバージョンアップを行ったことにより、赤外線画像と可視画像の報告書を簡単に作成することが可能となった。
クラウドサービス目視録は、建設・設計の現場に関わる全ての情報を記録・共有し、活用することで業務を改善することができるクラウド型のシステムだ。
赤外線カメラ市場は現在、増加傾向にある。以前は赤外線カメラが非常に高価であったため導入を断念するところも少なくなかったが、数年前よりスマートフォン用アダプターとなり、価格が下がったことから急速に普及している。
赤外線カメラ市場の約60%を占めるFLIR社においては、iOS版とAndroid版の両方に対応しているFLIR ONEを開発。エー・エス・ディではFLIR ONEの販売を行っている。
今回のバージョンアップで『目視録』の機能を向上させたことにより、目視録アプリケーションからFLIR ONEによる赤外線診断を簡単に投稿できるようになった。そのため現場で即送信することが可能となる。
サーバに投稿された画像については、可視画像と赤外線画像に分割して保管されるため、後ででもすぐに取り出すことができる。また写真を選択するだけで、簡単に写真付き報告書を作成することができるようになった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社エー・エス・ディ
http://www.asd-inc.co.jp
プレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/160455