新型コントローラを開発
神戸製鋼所は4月13日、アーク溶接ロボットARCMAN(TM)シリーズの新型コントローラと建設機械向け溶接ロボットシステムを組み合わせたものを販売すると発表した。
溶接ロボットシステムのコントローラは、溶接ロボットだけではなく周辺機器の動きを制御する機能がある。またそれ以外にも溶接の施工データを保存し、編集する機能もある。それらの機能によって、システムを動かしている。
機能の高度化に応える
現在使用されているCAコントローラは2005年に開発されたのだが、最近では溶接施工の品質や能率などへの要求が高度化しているため、複雑なロボット動作や、施工データなどの大量のデータ処理を必要とされることが増えている。そういった要望に応えるために、今回新たなコントローラーを開発することになった。
新型コントローラは、アーク溶接ロボットARCMAN(TM)シリーズにおいて中厚板溶接の高品質な溶接施工を実現できるものだ。これによって生産性を向上させることができ、操作する教示ペンダントも改良したことによって使いやすくなっている。
これまではなかった特殊ウィービングで高速・高品質な溶接施工も可能になっている。それに加えて初心者でも安心して設定できるように350種以上の施工データをあらかじめ搭載している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
神戸製鋼所 プレスリリース
http://www.kobelco.co.jp/releases/1194544_15541.html