窓事業戦略を推進
株式会社LIXILは、一般的なアルミ窓と同じぐらいの価格であるアルミと樹脂の高性能ハイブリッド窓「サーモスL」を開発したと発表した。なお西日本地区では6月1日から、東日本地区では8月1日より販売を開始する予定だ。
現在LIXILでは、2020年度までに高性能窓比率を70%以上に引き上げるという窓事業戦略を進めているところだ。そのため住んでいる地域や住宅の断熱性能に合わせて窓を選択することができるように、すべてのグレードで窓の高性能化を促進。
高性能ハイブリッド窓「サーモスL」
アルミと樹脂のハイブリッド窓「サーモスH」の発売から様々な窓を開発しており、従来樹脂窓と同じぐらいの断熱性能を実現した高性能ハイブリッド窓「サーモスX」や高性能樹脂窓「エルスターX」「エルスターS」、世界最高という断熱性能を持つ高性能窓「レガリス」などを販売してきた。
今回は国内で最大のボリュームゾーンである、複層ガラス入りアルミ窓を使用している地域にて、一般的なアルミ窓と同じ価格の高性能ハイブリッド窓「サーモスL」を開発した。
「サーモスL」はアルミと樹脂のハイブリッド構造を採用。断熱性能は一般的なアルミ窓と比較して、熱貫流率4.07W/平方メートル・Kから3.49W/平方メートル・Kに向上した。そのうえLow-E複層ガラスを組み合わせることによって2.33W/平方メートル・Kへと向上していく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社LIXIL ニュースリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2016/010