ガス処理プラント建設プロジェクト
日揮株式会社は4月1日、JGCインドネシア社が、PT.ENCONA INTI INDUSTRI社と共同にてインドネシアのPT MEDCO E&P MALAKA社が北スマトラのアチェ州で実施するガス処理プラント建設プロジェクトのEPC役務を受注したと発表した。
今回のプロジェクトは日揮が1970年代にインドネシアでEPCグループ会社として旧PT.PERTAFENIKKI Engineeringを設立。
固形硫黄を生産する設備
40年以上細かく対応してきており、実績を重ねてきた。今回の受注はインドネシアにおいて、日揮の実績とプロジェクト遂行能力、価格競争力等が総合的に評価されたことが受注につながった。
今回のプロジェクトは石油、天然ガスなどの天然資源が抱負なインドネシア国アチェ州にて、MEDCO社等が保有するBlock A鉱区にて産出した天然ガスを処理し、燃料用ガスやコンデンセート、固形硫黄を生産する設備を建設するものだ。
なお処理されたガスはアチェ州にて国営電力会社が計画している、ガス火力発電所と国営肥料会社にて使用される予定だ。
プロジェクトの契約内容としては、ガス処理プラント建設に係わる設計以外にも、機材調達や建設工事(EPC)の役務などがある。契約形態はランプサム契約だ。
現在日揮では、海外EPC子会社の強化・拡大を推進している。プロジェクトの遂行を通して、JGCインドネシア社のプロジェクト遂行能力の向上を図っていく。
▼外部リンク
日揮株式会社 ニュースリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/112