現地法人と協力し2件目
東洋エンジニアリング株式会社(TOYO)は、インド現地法人トーヨー・エンジニアリング・インディア・プライベート社(TOYO-India)と共同で、インドの大手民間肥料会社であるチャンバル・ファーティライザーズ社がインド・ラジャスタン州コタに増設する、大型肥料プラント建設プロジェクトを受注した。
TOYOは、1962年に日本企業として初めてインドに肥料プラントを輸出。以来通算で15件目の受注で、チャンバル・ファーティライザーズ社からは、2件目の大型受注となる。
1999年に完成させたチャンバル・ファーティライザーズ社向け肥料プラントは、現在も順調に稼働中だ。
このような実績と、顧客との長年にわたり構築した信頼関係、及びプロジェクト遂行上の様々な提案が高く評価され、今回の受注に至ったという。
成長を続けるインド市場でビジネスを拡大
同プロジェクトでは、日産2,200トンのアンモニア製造設備及び同4,000トンの尿素製造設備で構成される大型肥料コンプレックスを建設する。
また、このプロジェクトには、米国KBR社のアンモニア技術、TOYOの尿素合成技術「ACES21」を採用。さらにTOYO-Indiaは、肥料コンプレックスの用役供給設備一式についても単独で受注している。
世界第2位の人口と、巨大な中間所得層を抱え今後も成長を続けるインド市場。TOYOは、肥料プラントを始め、様々な分野での実績を基に、同国の経済発展への貢献とビジネスの拡大を図るという。
▼外部リンク
東洋エンジニアリング株式会社 プレスリリース
http://www.toyo-eng.com/jp/