発電容量の合計は1,004MW
オリックスは、3月17日、同社が出資するインドのインフラ開発・投資会社と共同で、発電容量合計1,004MWの風力発電事業を開始することを明らかにした。
インドは、温室効果ガスの排出量世界第3位。2022年までに100GWの太陽光発電と、60GWの風力発電導入を目指していることから、今後も再生可能エネルギー分野の伸長が期待できるという。
合計で26カ所設置
両社は、インドの中でも風況が良い南西部の7州に合計26カ所の風力発電所を設置する計画で、オリックスは既に運転を開始している発電容量775MWの発電事業への出資を完了。
残りの229MWについては、2016年9月の運転開始時に出資する予定である。
なお、発電した電力は、固定価格買取制度に基づいて、主に州電力会社へ売電するとともに、一部は大口需要家へ売電していく計画だ。
アジアでエネルギー事業を強化
オリックスは、国内において発電容量合計約850MWの太陽光発電事業をはじめ、風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーによる発電事業に力を注いできた。
今後も国内で培った知見をいかし、アジアにて風力発電や太陽光発電事業のエネルギー事業を強化していく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
オリックス ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/2016/