新清掃工場が完成
協和エクシオは、3月15日、新清掃工場「紀の海クリーンセンター」の建設工事ならびに試運転などの業務が完了し、和歌山県海南市、紀の川市、紀美野町の2市1町で構成される「紀の海広域施設組合」への引き渡しが完了したことを発表した。
新施設の概要
新施設は、厳しい環境負荷排出規制をクリアした「エネルギー回収推進施設」、「マテリアルリサイクル推進施設」のほか、管理棟、付属施設で構成される。
「エネルギー回収推進施設」では、可燃ごみの焼却により発生した熱エネルギーを有効活用。ストーカ式焼却炉を2炉設置し、日量135トンの処理に対応するほか、廃熱で最大1,950kWの発電を行い、余剰電力は売電していく。
一方、「マテリアルリサイクル推進施設」では、粗大ごみ、びん類、缶類、ペットボトル、プラ容器等を破砕、選別等により資源回収を行う。
なお、同施設の運転・維持管理業務は、紀の海エコクリーン(SPC)が受託。今後15年1カ月間の長期包括的運営管理事業として、業務を遂行する計画だ。
地球環境保全に貢献
施設の竣工にあたっては、3月12日、関係者等約170名が出席し、竣工式が開催された。
なお、協和エクシオでは、これからも高効率な環境システムを提供し、その運転、維持管理を積極提案することで、循環型社会の実現を目指す方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
協和エクシオ ニュースリリース
http://www.exeo.co.jp/news/16/news20160315.pdf