熊谷組 共同住宅向け「乾式浮床ベースケア」を開発

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熊谷組 共同住宅向け「乾式浮床ベースケア」を開発

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2016年03月12日 23:30

床衝撃音遮断性能と転倒時衝撃力を改善
株式会社熊谷組は、大建工業株式会社、野原産業株式会社と共同で、直貼り床の代替として用いることが可能でかつ、高い床衝撃音遮断性能と、転倒時衝撃力が小さい乾式浮床ベースケアを開発した。


高齢者向け共同住宅の課題
都市部の多くの共同住宅は、乾式二重床で設計されているが、横浜、川崎、京都では高さ制限により、階高を抑えるために直貼り床で計画されることが多い。

共同住宅用の直貼り床は、厚みが13ミリメートル程度で、乾式二重床に比べて薄い。一定の軽量床衝撃音低減性能を確保するため、歩くと床板が柔らかく感じられるという。

高齢社会の現在、車いすの室内利用はますます増えている。しかし、直貼り床は、繰り返しタイヤで走行することを想定した対応ができていないという。また、直貼り床は、転倒時の衝撃力が大きく、転び方によっては、怪我をする場合もある。

同社は、高齢者に配慮した施設や共同住宅向け製品として、発注者や設計事務所などに積極的に提案していく予定だ。同商品の製造・販売は大建工業株式会社、施工は野原産業株式会社が行う。

製品の概要と特長
乾式浮床ベースケアは、内装用、土足用の二種類。内装用は乾式浮床パネルに下地材として環境に配慮したガラス繊維不織布入りせっこう板を用い、その上に化粧シート貼りフローリングを施工。

土足用は乾式浮床パネルに下地材として針葉樹合板を用い、その上に突板貼りフローリングを施工。

乾式浮床パネルの上に下地材を入れることで、転倒時衝撃力を小さくし、高い床衝撃音低減性能を実現。床板が柔らかく感じられる歩行感も解消できた。

従来、乾式二重床の床仕上げ高さは100~120ミリメートル必要だが、同製品は、仕上げ高さを60ミリメートル程度に抑え、高さ制限がある建物にも対応可能。また、リノベーション等で乾式二重床が選びにくかった建物にも対応できる。

一般的な乾式二重床における標準的な性能と同等の性能を確保。例えば、等分布積載荷重は1960ニュートン/平方メートルで5ミリメートル以下、局所集中荷重は980ニュートンで4ミリメートル以下と乾式二重床と同等以上の沈み量。

転倒時の安全性は、衝突時の最大加速度100G以下を確保。

また、内装用下地材として、ガラス繊維不織布入りせっこう板を採用し、環境にも配慮した。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社熊谷組 プレスリリース
http://www.kumagaigumi.co.jp/

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