約1.6ヘクタールを開発
戸田建設と永坂産業は、3月7日、「東京都中央区京橋一丁目7番他」の街区における開発事業について、東京都より都市計画決定の許可が正式に下りたことを発表した。
開発する区域面積は、A街区、B街区の2つを合わせた約1.6ヘクタール。両社は、2015年9月、都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を行っていた。
立地をいかした整備を実施
この開発区域周辺には美術館、都内有数のギャラリー等が多数集積していることから、建物の低層部には「美術館・展示施設」、「創作・交流施設」、「情報発信施設」を整備し、地上部分には、(仮称)アートスクエアを整備する等、芸術・文化を楽しむ施設を建設する。
また、歩行空間の拡充整備、東京都八重洲駐車場への地下通路・バリアフリーエレベーターの整備等を実施。
さらに、緊急時にの備えとして、帰宅困難者の一時滞在施設、防災備蓄倉庫等を整備するほか、自然エネルギーの活用等による環境負荷の低減にも取り組むという。
2023年度、全てが完成
両社は、今回、芸術・文化の拠点と、最新の設備を備えたオフィス地区の双方を整備することで、東京の魅力向上に貢献する方針だ。
なお、A街区では、6月に着工し、2019年度の竣工を目指す一方、B街区は今回の決定をもって、開発の計画を具体化する段階に移し、2023年度の開発区域全体の完成を目指す予定である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
戸田建設 プレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2016/20160307.html