徹底した環境対策
レンゴーは、3月8日、埼玉県八潮市にある八潮工場に、「木質チップバイオマスボイラ発電設備」を新設したことを発表した。
同工場では、以前から徹底したCO2排出量削減に取り組み、クリーンエネルギーである都市ガスへの燃料転換を推進するだけでなく、バイオマス資源を有効活用してきた。今回の新設で、エネルギー源多様化を図るとともに、更なるCO2排出量削減に取り組みたいとしている。
新発電所の概要
今回、新設した「木質チップバイオマスボイラ発電設備」は、定格発電出力9,000kW、蒸気量は毎時70トン。
建築廃材由来の木質チップやパーム油搾油かすを主燃料とし、工場で必要となる電力の約20%を担うとともに、年間約6万5,000トンのCO2排出量削減に貢献する見込みである。
付加価値のあるパッケージづくりを
八潮工場は、段ボール原紙をはじめ年間約85万トンの板紙を生産する、わが国最大の板紙製紙工場だ。
同社は、「Less is more.」を念頭に、より少ない資源で、より大きな価値を生むパッケージづくりを目指している。今後も省資源、省エネルギーという考えのもと、CO2排出量削減および地球環境保全に積極的に取り組んでいく方針である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
レンゴー ニュースリリース
http://www.rengo.co.jp/news/2016/16_news_006.html