日本工営が海外市場の事業拡大を視野に、英国の建築設計会社を子会社化

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日本工営が海外市場の事業拡大を視野に、英国の建築設計会社を子会社化

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2016年03月06日 01:00

英国の建築会社を子会社化
日本工営は、3月3日の取締役会にて、英国のBDP Holdings Limited社の発行済み及び発行予定普通株式を取得し、完全子会社化すると発表した。この買収は、BDP Holdings Limited社の取締役会も全会一致で賛同し、友好的なものとなる。

買収総額は約102.2百万ポンド、日本円で約163.5億円(1英国ポンドを160円で換算)を予定。BDP社取締役会の全会一致で合意しており、同社がBDP社の既存株主へ対価を払って100パーセント株式を取得する。この買収のための資金は、同社の手元資金ならびに金融機関の新規借り入れによって対応。
海外市場での事業拡大
同社の長期経営戦略として2021年6月期に売上高1,400億円、営業利益率10パーセントを目標に掲げている。さらに、ポートフォリオの観点では、現在約3分の1を占める海外市場の売上を、約半分以上が海外市場での売上とする計画だ。

また、2015年7月~2018年6月までの中期経営計画では、「グローバル展開の一層の進化」を掲げNon-ODA市場への事業拡大を図りたい。それを念頭に置き都市開発関連事業の拡大を進めていく。都市開発分野での成長エンジンの獲得。都市空間事業の確立及び確実な展開を図ることが必須。

提携するBDP社は、現在英国第2位の建築設計会社。建築意匠、構造解析、設備設計を学際的に統合した活動を中心に据えている。環境を重視した住居・事務所・商業施設の一体開発への参画を目標にし、今までに歴史的建造物や鉄道駅舎の改修、景観設計、教育施設や医療施設の計画・設計に定評がある会社だ。
買収によりグローバル化を推進
同社はBDP社との統合で、2017年6月期には売上高1,000億円超の技術コンサルティンググループが生まれる。BDP社は、民間建築プロジェクトにおいて優れた実績を有している。

その分野における経験や知見を活用することで、特に成長が期待できるアジア市場において、沿線・都市開発、空港ビルや駅舎の設計、工業団地開発などの事業への進出、強化が可能になる。

さらに、BDP社は、BIM分野で全欧で最先端を走っており、その技術を持つ人材が加わることで、BIMソフトの活用ができ、それにより設計の可視化、衣装・構造・設備の干渉チェックの迅速化などの観点からも技術的競争力の獲得に繋がっていく。

BDP社とは、お互いの顧客に重複がないため、買収によりアジア地域を中心に、より広範囲な顧客に対し土木と建築を合わせた総合技術コンサルティングサービスを提供できる。

さらに、BDP社の日本国内の建築分野における営業展開を支援することで、公共建築物の改修やショッピングモールなど商業施設の改修、インテリアデザイン分野での案件獲得にも期待がもてる。同社はこの買収で、中長期的には双方の顧客に対して提供するサービスの価値を大いに高められるとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日本工営 ニュースリリース
https://www.n-koei.co.jp/news/pdf/160303.pdf

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