LNGの売買契約を締結
東京ガスは、3月2日、三菱商事が参画する米国キャメロンLNGプロジェクトからの液化天然ガス(以下、LNG)の売買に関し、同社の100%子会社であるDiamond Gas International Pte.Ltd.(以下、DGI)と基本合意書を締結したことを発表した。
なお、このプロジェクトは、米国ルイジアナ州に位置するキャメロンLNG受け入れ基地の天然ガス液化プラントにて、天然ガスを精製、液化し、年間約1,200万トンのLNGを輸出するものである。
主な締結内容
三菱商事子会社は、約1,200万トンのLNGのうち、年間約400万トンのLNGを引き取る。
一方、東京ガスは、DGIから年間約20万トンのLNGを米国天然ガス市場(ヘンリーハブ)価格リンクにて、2020年から約19年間購入する計画だ。
これにより、東京ガスの米国天然ガス市場価格リンクでのLNG調達量は、2020年以降、年間約212万トンと、さらに拡大する見込みである。
原料調達の多様化を実現
東京ガスは、このプロジェクトからのLNG調達は、海外におけるLNGバリューチェーンの拡大につながるものと期待を寄せている。
なお、同社は、今後もLNG原料調達における調達先や価格指標、仕向け地のさらなる多様化の実現を目指すかまえだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20160302-01.html