ユニットの自動溶接化率を向上
積水化学工業株式会社住宅カンパニーは2月25日、近畿地区の部品製造及び組立工場の設備及び建屋のリニューアル工事が終了し稼働を開始したと発表した。
今回のリニューアル工事は約15億円を投資。主として「生産ライン全面変更(見学ルートの新設含む)」と「自動化の促進(多品種対応型ロボット化)」を行っている。
見学ルートを変更
今回のリニューアルによってユニットの自動溶接化率を向上させ、これまで現場で行っていた大工工事の一部を取り込み、工場生産化率の極大化と建築現場での大幅な工数削減を行っていく。
近畿セキスイハイム工業では「工場魅力化推進計画」を行っているのだが、「顧客への魅力発信の強化」、「生産・施工一体体制の構築」、「従業員の作業環境の向上」「地域貢献」の4つを主に考え実行している。
リニューアルしたポイントとしては、住まいづくりに関心を持つ全ての顧客に、近畿セキスイハイム工業が提供する住宅の品質管理レベルの高さや生産技術力、先進性を理解してもらうために見学ルートを変更した。
見学ルートを1階工場生産ライン中央の生産設備すぐ近くに配置することによって、顧客はしっかりと生産ラインを確認することができる。
また溶接作業向けを中心とした大型ロボットを、これまでの約3倍に増加。2つの棟に渡っていた生産ラインを一棟に集約し、生産ラインのレイアウトを改善した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
積水化学工業株式会社 プレスリリース
http://www.sekisui.co.jp/news/2016/__icsFiles/