自然電力の「新茶第一太陽光発電所」事業
自然電力は2月25日、宮崎県西都市にて建設を進めていた「新茶第一太陽光発電所」が完成し、商業運転を開始したと発表した。
西都市荒武にある民有地約3万4,000平米を活用したもので、出力は約2メガワット。年間の予想発電量は一般家庭約700世帯の年間使用電力量に相当する、約229万キロワット時の見込み。発電した電力は、九州電力へ売電する。
EPCはグループ会社のjuwi(ユーイ)自然電力が担当し、O&Mも自然電力グループのjuwi自然電力オペレーションが担当する。
「南九州自然エネルギーファンド」の第1号投資案件
「新茶第一太陽光発電所」は鹿児島県、宮崎県、熊本県を主な投資対象地域とした「南九州自然エネルギーファンド」の、第1号投資案件となる。
今後2年間で「新茶第一太陽光発電所」を含め、5か所程度の太陽光発電所を設置する予定だ。これらの事業では収益の一部を地域に還元するほか、防災対策などを通じて開発地域の活性化にも貢献する。
また、自然電力では初の試みとなる信託スキームを採用した事業で、2015年3月に太陽光発電設備を対象とした信託契約を締結した。
(画像はプレスリリースより)
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自然電力株式会社のプレスリリース
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