淡路市らが進める持続可能な地域づくりに寄与
ユーラスエナジーホールディングスグループ(ユーラスエナジー)は19日、兵庫県淡路市で開発を進める太陽光発電所「ユーラス北淡路ソーラーパーク」の安全祈願祭を実施し、同発電所の建設を開始したと発表した。
18日に執り行われた安全祈願祭には工事関係者をはじめ、淡路市の門康彦市長ら地元関係者も出席。淡路市は国から地域活性化総合特区の指定を受けた「あわじ環境未来島構想」による、持続可能な地域づくりを目指す自治体の一つであり、ユーラスエナジーは事業の推進により特区構想の実現へ寄与する構えだ。
太陽光パネル約5万1,000枚設置、2017年7月の始動目指す
「ユーラス北淡路ソーラーパーク」は淡路市小倉の土砂採取事業跡地約23haにおいて、京セラ製のシリコン系多結晶太陽電池からなる太陽光パネルを約5万1,000枚設置し、発電を行うもの。総出力は交流で10,500kW、直流で13,776kWとなり、一般家庭約4,000世帯分の電力を供給。これは淡路市における総世帯数の約2割にあたる。
ユーラスエナジーによると、淡路島は平均日照時間が年間2,150時間を超えるなど、日本国内有数の日射量を誇る太陽光発電に好適な土地。その淡路島にユーラスエナジーが設ける大規模太陽光発電所として、今回の「ユーラス北淡路ソーラーパーク」は2012年の淡路市佐野・生穂地区における事業に続く2例目となる。ユーラスエナジーでは今後、2017年7月の営業運転開始を目指して工事を行う見通しだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
ユーラスエナジーホールディングス ニュースリリース
http://www.eurus-energy.com/press/index.php?id=241