ベトナムに新生産拠点
オプテックス株式会社は2月10日、リズム時計工業株式会社のグループ会社であるリズムプレシジョンベトナムに生産を委託し製品量産を開始すると発表した。
ベトナム工場はオプテックスの主力のセキュリティセンサ、自動ドアセンサ、FA用センサの一部を生産し、世界各国へ供給していく。
今後は中国以外でも生産を展開していくことによって、継続的な成長にむけたグローバル視点での供給体制の確立を目指していく。
グローバル生産体制
オプテックスは、中国の工場と日本国内の協力工場でこれまでグローバル展開用の製品生産を行ってきた。しかし今後拡大していくためには、現状の生産体制では追い付けず、生産能力を増強しなければいけない。
海外工場を設立する場合には相当な設備投資が必要となり、そのうえリスクも大きいことから、オプテックスは生産や加工の受託を行う会社と提携し効率的な生産体制の構築と量産を行う。
またベトナムでは、高品質な生産ができる生産設備や製造ノウハウ、生産体制をそのまま導入することによって安定的に製品を供給できる体制を整えていく。ITも活用することによって、生産状況を日本でもリアルタイムで把握しシームレスな連携に向けたシステムを構築している。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
オプテックス株式会社 ニュースリリース
http://www.optex.co.jp/news/whatsnew_detail.cgi?ID