「四日市霞パワー」を設立 石油コークスを燃料とする発電事業を開始

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「四日市霞パワー」を設立 石油コークスを燃料とする発電事業を開始

2016年02月11日 14:45

四日市霞発電所を改造

コスモエネルギーホールディングスは、2月9日、同社子会社のコスモ石油が保有する四日市霞発電所を活用し、石油コークスを燃料とする発電事業を運営するために、新会社を設立することを発表した。

なお、新会社には、コスモエネルギーホールディングスが61%出資することが既に決まっている。

新会社の概要

今回設立される新会社の名称は、「四日市霞パワー」。まず、四日市霞発電所の改造工事では、燃料について、従来の残渣油に加えて石油コークスも可能なように変更をする。

改造工事後は、発電所の運営、発電および売電事業等を行うとし、新会社設立日については、2月19日を予定している。

なお、改造後の四日市霞発電所は、堺製油所にて製造される石油コークスおよび残渣油を使用燃料とし、ボイラ・蒸気タービンで発電。発電規模は、20万kWだ。

エネルギーを安定供給

今年4月より電力の小売り全面自由化が開始されることを受け、新会社「四日市霞パワー」は、これまで以上に効率的なエネルギーの安定供給を図りたい考えだ。

また、同グループによる発電ノウハウのほか、石油コークスなどの経営資源を有効活用することにより、日本の電力事業を推進していく方針である。

▼外部リンク

 

コスモエネルギーホールディングス プレスリリース
http://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_160209_01/

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