実地試験の合格率は、37.8%
国土交通省は2月5日、1級建築施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者を発表した。
実地試験は2015年10月18日に行われ、全国10地区14会場に受験者が集まった。受験者数は1万6,365人で、このうち6,180人が合格した。合格率は37.8%。
29歳以下の合格者が24.9%
合格者を年齢別にみると、29歳以下が最も多く24.9%。次いで30~34歳の19.6%、35~39歳の18.1%、40~44歳の18.3%と続いた。
学歴では大学卒が最も多く、46.0%。次いで高等学校卒・旧制中学校卒の24.4%、短大大学・高等専門学校卒が17.2%となっている。
勤務先は94.8%が建設業で、このほかにも設計事務所(1.9%)や、官公庁(0.8%)の合格者もみられた。
性別では男性が圧倒的に多く、男性の合格者が95.8%であるのに対し、女性は4.2%にとどまっている。
また、1級建築施工管理技術検定合格者のうち、2級建築施工管理技術検定に合格している人の割合は18.8%だった。
なお平成28年度の1級建築施工管理技術検定試験の日程は、学科試験が6月12日、実地試験が10月16日。受験申し込み受付期間は、2月5日~2月19日までとなっている。
(画像は報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press.html